分布調査の新兵器

世界で最も効率的なサンゴ分布調査ツール(Speedy Sea Scanner)を開発 ―80日かかる海底調査を1日で―

ニュース速報です。以前から開発が進められていましたが、複数台のカメラをROVに取り付けて海底面を一気に写真実測する技術…

なんと、潜水調査の80倍の速さだそうです! 沈没船も一気に3次元復元できますね…ダイバーが要らないのでは?

広い範囲の探査に最適ですね。

仕掛けは意外と簡単…カメラ6台をフレームに取り付けて泳がせるだけ。写真の処理は、パソコンが処理してくれると言うモノ。まあ、そのプログラムを作るのが結構大変だったんだろうと思います。

水中文化遺産調査にも使えますよ!

以下は、ニュース記事から抜粋。

  本研究グループでは、前述した課題を解決するために、新しいコンセプトの海底調査ツール(SSS: Speedy Sea Scanner(図1))を新たに開発しました。本システムは、水中一眼レフカメラ6台と専用のフレームから構成された曳航式(注1)のカメラアレイシステムであり、小型船で曳航しながら海底を撮影することで、短時間で広い範囲の連続した海底写真を得ることができます。沖縄県久米島沿岸域においてその実証試験を実施し、その調査効率は12,146 m2/時間で、従来のダイバーによる調査の約80倍、海中ロボットによる調査の約5倍であることが示されました。また、今回の試験で得られた30,957枚の連続写真に対して、色調補正、位置情報を付加した後に、SfM(注2)を利用して、極めて高精細な海底の3次元モデル(図2:解像度1 cm)や2次元のオルソ画像(注3)(図3:解像度約3.5 mm)を作成することに成功しました。
水中カメラ以外の機器が不要であるため、システム構成が簡易で可搬性もよく、低コストで開発・運用でき、これまで高額な機器の利用が難しかった発展途上地域の離島などにおける調査が飛躍的に進むと期待されます。今後は、サンゴの種類の自動識別や白化したサンゴの検出などにも応用していくことに加え、サンゴ以外にも、海草藻場、海洋ゴミ、水産資源の分布範囲の把握や海洋構造物設置計画・維持などにも利用されることが期待されます。

引用元:https://www.agara.co.jp/article/73528

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