なぜ水中考古学を始めたのか?

なぜ私が船の考古学に興味を持ったかについて少し話してみたいと思う。 論理的、科学的、そして抽象的な内容が多いWeb-Siteとなっているのでたまにはもっと身近に感じられる、パーソナルな話をしてみたいと思う。これを読むこと …

なぜ水中考古学?

なぜ今、水中考古学が必要なのか? まず、船がない世界を想像してみて下さい。 目を閉じてしばらくゆっくりとどんな世界になるか考えてみましょう。 日本は言わずと知れた島国ですから、島から島へは渡れません。 イギリス、インドネ …

INA

Institute of Nautical Archaeology INAのホームページです。 水中考古学の父、ジョージ・バス先生の設立した水中考古学団体です。 ウル・ブルンなどいろいろな水中遺跡を発掘しています。

3. バーチャル考古学

最近、よくバーチャル・リアリティー(VR)という言葉をよく聞きますが、考古学にもどんどん最先端の技術を取り入れていく必要があると思います。VRとはつまりコンピューターで作られた環境を疑似体験することです。 実際にこれは体 …

4.骨・角・歯など

骨や角の約70%は無機物で格子状のリン酸カルシウム、フッ化物や炭酸で出来ている。 残りは有機物でOssein(またはコラーゲン)の一種でできている。 骨や角は熱や湿気で簡単に曲がってしまい、長期にわたって水につかっている …

2. 水中文化遺産保護

さて、水中で文化遺産(沈没船など)を発見しました。 この遺跡は誰のものでしょうか? 日本の近海、例えば瀬戸内海などで沈船が発見された場合はどうでしょう。 日本(地方自治体)に所有権があるのでしょうか? 発見した人のもので …

3.合成樹脂について

合成樹脂は保存処理に良く使われる接着剤である。 合成樹脂はポリマー(重合体)の一種で幾つかのモノマー(単量体)から出来ている。 このモノマーが他のモノマーを持つ物質と結合しポリマーを構成する。 合成樹脂は大きく熱可塑性の …

1.深海考古学の基礎

考古学は日々発達しています。 新しいテクノロジーを取り入れ今まで想像もできなかった調査方法も可能になりました。 時代の最先端を進む考古学、今までに誰も見ることを許されていなかった深海に眠っている沈没船を探し、それを考古学 …

2.保存処理の基本

保存処理の基本をここでは紹介します。多少長く、同じことを繰り返し言っているようですが、一番大切なことは発掘に携わるすべての人が保存処理の基礎を学ぶ必要があることだと思います。 また、実際に保存処理を担当する人は必ず保存処 …

沈没船学史

船の考古学が一般にも認識され学問として体系的に学ばれている欧米に比べ、アジアや日本では知名度も低くあまり込み入った解説はできないため、まず簡単にではあるが船の考古学の学史をここではざっと紹介してみよう。 細かな遺跡の名前 …

1.Introduction

保存処理とひとことにいってもいろいろある。 ここではTexas A&M 大学の授業で使っている保存処理マニュアルを訳してみた。 このマニュアルはDr.Donny Hamiltonによって作られ水中遺物保存処理の …

サーヴェイの基礎

発掘や実測などと違いサーヴェイといわれても何のことだか良くわからない人が多いと思う。 そこでまず、サーヴェイの定義、そしてその重要性を解説をしてみる サーヴェイとは事前調査という日本語が一番適しているが、厳密には少し違う …

木材(船材)遺物実測整理

今、私が行っているプロジェクトである ”4000 Junks Project” の作業を紹介したい。 最初に鷹島海底遺跡について簡単に紹介します。 また、あくまで作業方法の説明なので研究成果の発表などは別の機会にします。 …

水中実測方の基礎

まず水中での実測の基礎的論理をのべてみよう。 言うまでも無く水中の発掘は困難極まりない場合がある 一般的にスキューバ・ダイビングで観光客が行くような綺麗な海とはわけが違う。 流れはきつく、透視度は低い。 2-3m見えれば …

エディター募集

エディターを募集しています また、意見やエッセイ、文献紹介などもあればこのサイトに掲載いたします。水中考古学の発展のためにはいろいろな分野の専門家などとの意見の交流が必要だと思います。 何か質問などでもかまいません、ぜひ …

保存処理とは?

なぜ私たちは土の中、水の中に埋もれている過去に生きた人間のごみ、要らなくなったもの、なくしたもの、その他の遺物に興味があるのだろうか? なぜそれらをわざわざ探して実際に手に取り目で見るのであろうか? なぜ写真や絵だけでは …