マニラ・ガレオン、サンフランシスコ号(1609年沈没)

太平洋航路を初めて利用したマニラ・ガレオン貿易。ちょうど信長・秀吉・家康が活躍した時代に始まっています。世界と日本が最も接近した時期にあたります。 1609年、マニラ(前)総督ドン・ロドリゴを乗せたサンフランシスコ号が、 …

フロリダ州の沖で古代の墓地発見

およそ七千年前の遺跡だそうです。フロリダ州の西側(メキシコ湾側)で発見されています。ハリケーンなどの多い地方なので、数千年前の遺跡はほとんど残らないと思われていたようですが、最近、海岸線で古代の遺跡が発見される事例が増え …

ラーム・セートゥ(インドとスリランカの間)で水中考古学調査

インドとスリランカ、実は歩いて渡ることができた? インドとスリランカの間には「海の橋」とよばれ、小さな島と石が点在しているのを、衛星写真などでも見ることができます。15世紀のサイクロンで一部破壊されるまでは、歩いて渡れた …

海賊の海に沈んだオランダ商船の謎

毎月、産経WESTで連載されている「水中考古学へのいざない」、今月は井上たかひこさんが実際に参加された発掘調査から。 ドミニカ共和国のモンテ・クリスティ沈没船の謎・・・ 発掘調査によりオランダで作られたと思われるタバコパ …

イギリス〜沈没船の引き揚げはしないだろう…

イギリス・ヘンリー8世の旗艦メアリー・ロース号が1980年代に発掘され、ついこの前やっと保存処理を終えて晴れて完全公開がされました。実に保存処理に30年ほど費やしています。数百年前の軍艦が見られるのは、圧巻です。スウェー …

BIKI 水中ドローン

魚型水中ドローンが開発されているようです。 お値段も手軽、もちろん、カメラも搭載。操作性も良さそうです。流れの速いところでは、ちょっと流されてしまいそうではあります。水中考古学の調査には、これだけのスペックでは難しいかも …

立命館大学の水中(考古)ロボットたち

立命館大学の水中ロボット開発。 用途は様々ですが、琵琶湖の水中考古学(水中遺跡)の調査にも使われています。「堤瑕無(ていかむ)」や「海観(みかん)」など、一風変わった名前のロボット達。人間が潜れない環境で、調査ができるの …

水中考古学へのいざない カリブの海賊は「荒くれの大男」ではなく意外と小柄だった

毎月連載、産経WESTの、「水中考古学へのいざない」 井上たかひこさんが、毎月書かれている記事。早くも、12回目となりました!今回は、海賊船の話のようです。井上さんの記事を読む前にひとこと。 大航海時代以降、カリブ海で活 …

東海大学海洋考古学プログラムセミナー:水中写真測量

近年のデジタルカメラ利用は、精度の高い立体地形図・遺跡図作成のための写真測量法に及んでいる。写真測量法は対象物全体を様々な角度で撮影し、ピクセルデータから、対象物の深度データをコンピューター上の空間に再構築し、3次元立体 …

JAMSTEC 深海デブリ (ゴミ?) データベース

日本、そして世界の深海の調査をリードするJAMSTECが、この度、深海のデブリの映像等を含むデータベースを公開しました。 スペースデブリ(宇宙ゴミ)も、近頃一般的な言葉となりつつありますが、深海にもたくさんのゴミが落ちて …

ボリビアがユネスコ水中文化遺産保護条約を批准

ユネスコの水中文化遺産保護条約。海面下にある遺跡(文化遺産)を守るために造られた国際的な取り決めです。現在、50カ国ほどが承認・批准しています。 この度、南米ボリビアが新たに批准しました! ところで、ボリビアと言えば…地 …

松浦市職員採用試験案内!考古学者求ム!潜れる人…

元寇の島、松浦市鷹島。皆さんご存知の元の船が発見された鷹島海底遺跡。今日は、その鷹島で考古学者として働きたい人には良いお知らせです。 なんと、学芸員(考古学) の求人が上がっています。条件に、「潜水士免許を取得している者 …

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