アボリジニのロックアート(岩絵)と考古学

オーストラリアの先住民であるアボリニジの人たちが芸術に長け、ロックアートと呼ばれる岩絵を残していることをご存じの方がいるのではないのでしょうか。岩絵には1万年以上前の記録から近代までの時代幅は大変広いのですが、岩絵は彼ら …

アレクサンドリアの海底遺跡博物館とフランク・ゴディオ氏

アレクサンドリアに沈んだクレオパトラ宮殿について耳にした人がいるのではないでしょうか。先にこのWeb-siteで紹介したUNESCOの水中文化遺産保護のプロモーション動画にもその映像があります。この遺跡に海底博物館を建設 …

20ヶ国批准目前。スロベニア共和国(The Republic of Slovenia)が19番目の批准国

スロベニア共和国がユネスコ水中文化遺産条約を批准するようです。条約発効まであと1ヶ国の批准を残すのみとなりました。年内の条約発効が現実のものとなってきました。条約発効後の話も出てきております。現在の批准国の多くは水中文化 …

ユネスコが水中文化遺産保護条約への理解を促進するため動画を作成

上記のサイトでは、ユネスコ水中文化遺産保護条約の概略を説明した動画を見ることができます。日本語のバージョンはありませんが、映像からその内容を何となく理解できるのではないでしょうか。インターネットの環境によっては再生のスピ …

NASが水中考古学のフィールドトレーニングについての新刊を出版

イギリスの水中考古学調査団体NASが新たなトレーニングガイドの本を刊行しました。最初のトレーニングガイドが出版されたのが1995年。以来第2版の出版が望まれていました。新たなガイドは、第1版を踏襲するかたちで、新たな調査 …

古典考古学に新たな光!?2500年前のギリシアの沈没船

ギリシアの海岸沖800メートル程の場所で確認されている古代の沈没船のニュースになります。船長は約21メートル、時代は紀元前500年前であり、調査が継続中です。この時代の沈没船としては、最も大きな船長を誇ります。発見自体は …

インターネットにある水中考古学博物館(MUA)

北半球の国々は夏を向かえており、水中考古学のフィールド調査やスクールが行われるシーズンとなりました。アメリカ、イギリス、オーストラリアではどのような現場があるのかな??と疑問を思っている方、Web-site” …

世界考古学会議におけるユネスコ水中文化遺産保護条約の確認

ダブリンで開かている第6回世界考古学会議(World Archaeological Congress、WAC)のプレスリリースのなかで、改めてユネスコ水中文化遺産保護条約を実行に移すことの重要性が述べられました。現在17 …

広東省陽江市海陵島沖の南海1号

未だ現地の博物館は建設中で、関係者以外の立ち入りが禁止されているにも関わらず、広東省陽江市海陵島の海上シルクロード博物館にはたくさんの訪問者があり、ツアーなども組まれているようです。陽江市は広州から高速バスで3時間ほど、 …

イギリスのボーンマス大学で新たな海事考古学修士課程プログラム誕生

タイトルにもあるように、イギリスのボーンマス大学(Bournemouth University)http://www.bournemouth.ac.uk/で海事考古学修士の学位が取得できるプログラムが開設されたようです。 …

考古学週間!?National Archaeology Week

オーストラリアやイギリスに考古学週間なるものがあるのをご存じでしょうか?端的には一般の人に考古学をもっとよく知ってもらうことを目的とした、運動です。まだまだ新しい試みですが、オーストラリアでは一分野の考古学だけでなく、様 …

HMS Sydneyの発見

少しお知らせするのが遅くなりましたが、2008年3月中旬に1941年に沈没したオーストラリアの駆逐艦HMSシドニーが西オーストラリア沖で発見されました。同船は長年にわたって沈没の所在が不明であり、オーストラリア国内では今 …

世界中で話題が持ちきりの中国の「南海Ⅰ号」

水中考古学に関心のある方なら、検索すれば出てくる「南海Ⅰ号」の話です。沈没船の年代について、積載されていた硬貨から南宋と特定されています。しかし、積載されている硬貨でも、北宋の異なる時代の硬貨が多くの割合を占めるそうです …

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