引き上げた遺物はスペインに返還するべき…

ここ数年前からフロリダ州のトレジャーハンター会社が引き上げた財宝をめぐりスペイン、アメリカ、ペルーなど各国が裁判を起こして注目を浴びています。財宝(船の構造やその他の遺物について情報がないのが残念ですが…)はコードネーム …

English Heritageとサザンプトン大学海事考古学研究所が協力体制

イギリスからのニュースによれば、文化財行政機関のEnglish Heritageとサザンプトン大学の海事考古学研究所が同国の海事、水中、沿岸遺跡に関する新たな研究体制の構築をするようです。ワーキンググループの設置を通じて …

ドイツフライベルク工科大学でワークショップ:International Workshop 2009: Research in shallow marine and fresh water systems

この5月にドイツの地方都市で水中探査に関わる国際的ワークショップが開かれるようです。水中考古学のみワークショップではありませんが、ワークショップで発表される技術は私たちの分野でも活用が期待されるものです。

アジア太平洋地域における水中文化遺産保護のためのネットワーク構築と人材育成

ユネスコ水中文化遺産保護条約では、地域間連携に基づいた効果的な水中遺跡の保護について規定しています。アジア・太平洋地域では水中文化遺産保護に携わる人材の育成が徐々に進んでいます。フリンダース大学の海事考古学プログラムはオ …

朝日新聞から水中考古学に関する記事

朝日新聞から水中考古学に関する記事が出ていました。諏訪湖の曽根遺跡、開陽丸の調査、近年のエルトゥールル号に言及しています。曽根遺跡論争などで知られる同遺跡は水中考古学の学史においても重要な遺跡です。湖底はシルトが厚く堆積 …

東京海洋大学

今まで日本国内で水中・海洋考古学を学べる機関は存在していませんでしたが、2009年度から東京海洋大学で正式に学ぶことが出来るようになりました! 日本国内の今後の学問の発達に向け大きく前進したこととなります。まだ小さなプロ …

オランダ東インド会社アヴォンスター号Avondsterの復元

現在内戦が続くスリランカからです。スリランカの南部の都市、ゴールはポルトガル、オランダ、イギリスの植民の跡を港として世界遺産にも指定されています。植民統治時代の要塞と旧市街がその主な文化遺産です。要塞が臨むゴール湾では、 …

第1回ユネスコ水中文化遺産保護条約批准国会議

ユネスコ水中文化遺産保護条約は2009年1月2日 に批准された国際条約です。批准国は現在で22 ヶ国ですが、これら批准国による条約に関する 初の国際会議が3月26-27日にかけてユネスコ本 部のあるパリで開催されます。F …

カンボジア政府 沈没船の保護を目指す

プノンペンポストからの記事によるとKoh Kong省で2006年に発見された沈没船をカンボジア政府が発掘を計画しているものの、カンボジア国内で水中考古学者がいないことなどや水中での発掘・保存などの専門的な知識が不足してい …

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